カルティベイトな日々

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21 7月

県内某民間企業さんで会議ファシリテーションしました。

Posted in ファシリテーション, 会議ファシリテーション, 平井雅 on 21.07.12

昨日は、県内の某企業さんで会議ファシリテーションさせていただきました。

前日に担当者の方に1時間のヒアリングをしただけで、何をやるか、ほとんど何も決まっていない中で始まった4時間のワークショップでした。

現状としては、今年度目標として設定した部内の標語に対するスタッフ間の認識が共有されず、これらの共有と目標の明確化そして具体的な行動指針の設定が必要とのことでした。

まずは、アイスブレイクとして、「遅刻の言い訳」をお題に軽くブレスト。

ブレスト「遅刻の言い訳」

ブレスト「遅刻の言い訳」

次に、本日のワークショップの時間をどのように使うか、そのための基礎的なリサーチをしました。前日のヒアリング結果のメモを皆さんにみていただき、「どの部分が一番気になりますか?」と問いかけて、簡単なアンケート。その結果、まずは標語の文言の定義をしっかりした方がいいということが判明しました。

そこで、いい仕事をするために何が必要かという因果関係をフローチャートで分析し、理想のスパイラルを描いてみました。

その結果、「ワクワク感」「いいアイディア」「仲間のチームワーク」があれば、楽しい仕事になり、会社内の情報共有があればさらにいい結果を生むこと、それがクライアントやエンドユーザーの満足につながり、そしてさらに、それがまた「楽しい仕事」につながるというスパイラルが見える化されました。

次に、上記を踏まえ、標語の中の文言が意味することについて認識の共有を図り、その実現のための方法をみんなで考え、「まずはこれから取り組もう!」ということについて合意しました。

また、これまでうまくいかなかった事例を参考に、何が問題なのか、どのようにしたら解決できるのかを考えました。そこで出た話を、「自分で解決できること」「部内で解決すること」「社内で相談して解決すること」に分類してみました。その結果、いい仕事をするための仕組みを検討し、それを会社に提案することの必要性が見える化されました。

最後の振り返りでは、「標語が表すことが明確になってスッキリした」、「いい仕事を生み出す仕組みが見えてよかった」などの感想をたくさんいただきました。参加者のみなさんのスッキリ感が伝わってくる笑顔が印象的でした。

時間もピッタリ終わらせることができて、私もスッキリでした。

4時間のワークショップを終えて「スッキリした〜」と笑顔の参加者のみなさん。

4時間のワークショップを終えて「スッキリした〜」と笑顔の参加者のみなさん。