カルティベイトな日々

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09 11月

修学旅行との違いは?

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, しょう on 09.11.12

ある日カルティベイトへこんな声が挙がってきた。

離島体験と修学旅行の違いがイマイチわからないのですが、、、」

新しく担当になった宮古島観光協会の豊永さんからだった。

豊永さん「プログラムの内容調整や日程調整を見ていると、修学旅行とは違う感じがします。でもそれが何なのかがハッキリわからなくて、、、民泊の受け入れの皆さんにもそれを伝えることができなくて少し困っています。」

宮古島観光協会は最近担当者が代わったばかり

その旨を開に伝えると

開「うーん、違いを理解していないと、離島体験で目標にしている成果は得られないわねー、ちょっとお話をしに行きましょう!」

別件での出張の合間を縫って、石垣島から宮古島観光協会へ

プログラム実施を2日後に控えた豊永さんの表情からは不安の色が伺えた。

世間話もそこそこに、開の説明が始まる。

  • 小さな島出身の子たちの、進学先の大きな島の高校での不登校や中途退学
  • 沖縄本島では核家族化の加速や高い離婚率、それによる孤食児童率の増加や、深夜徘徊での補導
  • 観光で暮らしてきた島が抱える観光客の落ち込みに対する危機感
  • 過疎化が進む島の活性化の必要性

などをはじめ
現在、離島や沖縄本島の抱えている状況を丁寧に説明していく

この現状からそれぞれの子どもたちを
どう育てていくか?どう離島を活性化するか?

その答えが離島体験には集約されており、
それが修学旅行との最大の違いというわけです

離島の子どもたちには、本島と離島の学校間での交流を行うことにより普段めったにない大勢の児童と触れ合う機会を設け。本島の子どもたちには、民泊や家業体験を始めとした地域に根ざした体験プログラムを通し、離島の人や家族の暖かさや暮らし感じてもらう。
それによって双方に良い変化を生み出していく。

またそれだけではなく、この機会を通して今まで観光に取り組んで来なかった島では、今後に向けた受け入れ態勢の仕組みづくりを行い。今まで観光を行なってきた島では、これまでには無かった分野やプログラムに挑戦する。
更にこれを島の人々が主体的に行うように投げかけて行く事によって、島の発展につながっていくというわけです。

より詳しくはコチラから

はじめは不安そうだった豊永さんも開の話が終わる頃にはイキイキ元気になっていました!

豊永さん「この話をぜひ開社長から民泊受け入れの方々にもしていただきたいです!」

たまたま開のスケジュールも空いていたので、
その場で飛行機を予約し、段取り開始!

思い立ったが吉日、開の決断からのスピードは最高速!

豊永さんも抱えていた疑問がスッキリ晴れ、サッパリとした様子でした!

良かった良かった!

これで今回も大成功まちがいなし!!

ー追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本番当日は民泊の皆さんに
「子どもたちをお客さんとしてではなく、自分の子供と同じように扱って下さい。手伝いもさせて下さい、悪いことをしたら叱って下さい」
と激励し、みなさんにしっかり気合を入れていました!

この調子で元気な離島が増える様にカルティベイト一同頑張っていきます!