カルティベイトな日々

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13 2月

【サイエンスキャラバン】地域と学校が一緒に考える「池間湿原の今を知る」フィールドワーク☆

Posted in 沖縄サイエンスキャラバン構築事業 on 13.02.15

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池間小中学校で、サイエンスキャラバンの授業を行いました!
6年生4人が、地域のNPO法人である「きゅーぬふから舎」の方々と、環境教育に携わっているご夫妻、それから地域にいる野鳥に詳しいお父さんと一緒に池間湿原へ。
女の子3人に男の子1人。

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最初は、「汚れたくなーい、虫きもーい」って感じの6年生たちでしたが、
途中から大人を放ってどんどん茂みに入っていきます。
そして全然出てこない(笑)
終了予定を30分もオーバーしてもなお、捕れた生き物と遊んでいました。

子どもたちにとって池間湿原は、「危ないから行ってはいけない」と言われているところ。
観察小屋があるので、そこで野鳥観察をすることは恒例のようですが、それ以外の場所には行ったことがありませんでした。

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「ゲンゴロウって、広いところじゃなくて、意外と狭いところにいるんだな」
「足元が草でチクチクする。これじゃあ鳥は来にくいんじゃない」
そんなことを話しながら生き物さがしをしていたそうです。

なぜ「していたそうです」という曖昧な表現かというと、私自身は直接聞いてないんです(;´・ω・)
発表の時間になると、「何を感じた?」と聞いてもピタッとしゃべらなくなってしまった子どもたち。何を聞かれていたのか、意味がわからなかったのかもしれません。ここは、投げかける大人側のスキルも必要になりますね。

「危ないから行くな」と避けられていた池間湿原なので、
これまでだれも湿原の授業をやったことがありませんでした。
昔は授業をできる人がいたかもしれないし、
逆に、昔もいなかったかもしれない。子どもたちは当たり前のように湿原で遊んでいたので、あえて授業で取り上げる必要はなかったかもしれませんし。

どちらにせよ、「池間湿原をもう一度子どもたちの遊び場にしたい!」
と思っていざ湿原の授業をしようとしたとき、誰も出来る人がいませんでした。

そこで、サイエンスキャラバンの授業として、
NPOを中心に据えて、熱い想いのある大人たちを集めて話し合い、その結果できたのが今日の授業でした。
理科の授業をするのであれば、単元に沿ったものの方が学校としても助かり、講師もやりやすいかもしれません。

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でも、
・先生方の異動に左右されずに、持続的に理科環境の充実が図られるようになること
・池間島の子どもたちが、自分の島を誇りに思って島の魅力を語れるようになること
・池間湿原を豊かにすること
・子どもたちが自分で湿原の未来、島の未来のビジョンを描くこと
・そして自分ができるアクションを考えて、動いていくこと

そういうことを目指していたので、
わざわざ手のかかる方法で授業をすることにこだわりました。
いろんな人が考えて、意見交換して、授業をつくる。

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カルティベイトとしての私の役割は、会議の場をつくり、
まとめられた意見を全体が共有できるように手配し、次に繋がるような流れをつくることだと思っています。
その時その時に最善のことを選んでやりましたが、
みんなでつくるというのは、言うは易し行うは難しΣ(・ω・ノ)ノ!
でも学校とNPOがより強く繋がるきっかけになったのであれば、これは嬉しいことです。

学校は子どもたちを教えるプロだけれども、子どもたちを育てるのは、学校だけでやろうとするより、外部と協力しながらやる方がいいんじゃないかな。理由をうまく説明することができませんが、地域の人と学校がこうやって集まって、「あーでもない、こーでもない」って考えながら、いろんなことに挑戦していく。完成したものを「ハイ」って渡すだけじゃなくて、子どもたちも一緒に考える。

そういうのって、必ず子どもたちの力になるだろうなぁと思うのです。

もちろん、学校は学問の基礎を学ぶところなので、基本的には学校の方針、やり方に従うことが大切。

でも、地域への愛情は、きっと地域の方の方が強いし、地域にはいろんな専門家や面白い話を持った人たちがいる。
学校のカリキュラムには、必ず地域について学習するところがあるので、地域の人たちと教育のプロ(学校の先生)がタッグを組めば、
子どもたちはものすごい勢いで吸収していくだろうなぁって思います。

すでに外部講師の招聘や起業の出前授業など結構いろいろありますが、継続的に、自分たちの地域の子どもたちのために、学校の先生と地域の方が一緒に真剣に考えて授業づくりをするってことはあまりないのではないでしょうか。

「そんな時間はない!」と言われそうですが(;・∀・)そういうのを半ば強制的に(笑)やることができる行政のプロジェクトは、
地域活性には欠かせないなぁと思う今日この頃でした。