カルティベイトな日々

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10 6月

「民宿の民泊化」で新たな離島ファンを増やす

Posted in 沖縄離島体験交流促進事業, 沖縄離島体験交流促進事業 on 10.06.15

2015年6月3日~5日で、今年度一発目の派遣がありました!

渡嘉敷島に光洋小学校
粟国島に大里北小学校
池間島に与那原東小学校
多良間島に漢那小学校が行きました。

渡嘉敷島では、新しい取り組みとして
民宿の方々が子どもたちのプログラム企画&運営に挑戦。

2クラスの子どもたちが4つの民宿に分かれ、それぞれの場所で料理体験をしたようです。さかな捌きもやったそうなので、子どもたちが盛り上がっている様子が目に浮かびます。聞くところによると、子どもたちだけじゃなくて民宿の方々が楽しんでいたそうですよ(*^▽^*)ロジスタッフの沖縄ツーリストさんが、「民宿の方々が活き活きしていましたよ~」という報告をしてくれました。

離島体験交流促進事業では、民泊の推進も行っていますが、渡嘉敷島のように、もともと島に民宿がたくさんあって、民泊を始めたいと思っていない島もあります。

一方で、修学旅行の民泊需要は高まっているのも事実。

そこで、事業で取り組んでいるのが民宿の民泊化です。
それは、「民宿」で民泊のような人の温かさを感じる体験づくりです。

子どもたちを「お客さん」としておもてなしするのではなく、民泊のお父さん&お母さんのように、子どもたちと接します。「ごはんだよ~!これこれ運んでね!」とお手伝いさせる、子どもが悪いことをしたら叱る。料理体験や、貝づくり体験などを一緒にやる。

本当に民宿の方と子どもたちの距離が縮まったときには、2泊3日の最終日に、子どもたちが寂しがります。「島楽しかったー!帰りたくなーい!」というだけでなくて、「民宿のお母さんお父さんと離れるの寂しい」と言ってしょぼんとしたり、中には涙を流して民宿の方々と抱き合うことも。民泊ではよく見られる涙の別れが、民宿でも起こるんです(*^^*)

そうなってくると、島のリピーターになる確率もぐんっと高まる気がします。

修学旅行生のうち、また島に戻ってくる生徒は1%くらいなのかもしれません。けど、毎回の修学旅行から1%の生徒たちが戻ってくるようになったら?

その1%のファンをつくるために、子どもたちが島で出会った人を、かけがえのない人と感じるような体験づくりを目指しています。

渡嘉敷島の今回の取り組み(民宿で料理体験)から、新しい渡嘉敷島ファンをつくるお手伝いができそうです!

渡嘉敷島の離島体験の様子は、琉球新報さんに取り上げていただきました〜


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