カルティベイトな日々

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30 11月

沖縄離島体験交流促進事業の派遣が終了!

Posted in スタッフ成長日記, 沖縄離島体験交流促進事業, (H23-24年度)ちえ on 30.11.12

お久しぶりです!スタッフのChieです。
今月19日〜21日の与那国島派遣をもって、
平成24年度沖縄離島体験交流促進事業の派遣が終了しました〜!!


さて今日は・・・
昨年、本事業で予行練習(ホームビジット)を行い、
今年度に民泊の受け入れを始めた伊平屋島のお話をご紹介します。

民泊の魔法

「やって来る子どもたちは愛情をもらい、島の住民は元気をもらったはずだ」
本事業をきっかけに始まった民泊についてそう表現した、
伊平屋村商工観光課の大見謝るみ子さん(*^^*)
そんなるみ子さんに、詳しく話を聞いてきましたよ〜!

子どもが地域をつないだ

これまで、地域の大人みんなで島の子どもたちを育ててきた伊平屋島。
今年民泊でやって来た子どもたちも、
島の子どもたちと変らず育てるように受け入れました。

民泊を受け入れた家庭があると、
子どもたちの様子を見に隣近所の人達が集まってくるー
島では、民泊でやって来た子どもたちを通して、地域内の会話が増えました。

島でただでさえ少なくなった子どもも、
中学を卒業したら島を出て、盆や正月にしか顔を見なくなります。
子どもたちの数と共に減っていく地域内での会話。
そんな中民泊が始まり、島に笑顔が増えたそうです。

地域に民泊でやってくる子どもたちは、
地域をつなげ、活性化する役割を担いました。

受入れ民家同士の助け合い

「子どもが、ご飯を残すのはどうすれば良いか」。
「子どもたちに食事を作らせると、食べ残しが大分減ったよ」。
民泊実施後に毎回受入れ民家で集まり開く反省会で、
ある民家が悩みを話すと、別の民家がアドバイスをします。

まだ始まったばかりということもあり、尽きない悩み。
それを、民家同士でお互いにフォローしあう光景がよく見られます。

「(悩みの)答えが全て民家さんから出てくるようになった」
と嬉しそうに大見謝さんは言います。
最近では、重度のアレルギーを持つ子、
個性が強い子の受入れについての問題提起もされました。

伊平屋島では、民家が主体となって話し合いを重ね、
より良い民泊のかたちを目指しているそうです。

子どもの心も、大人の心も震わせる離島体験

スタッフchieが派遣に同行したのは、たったの3派遣ぶんなのに、
島の皆さんが流した涙、子どもたちが流した涙、スタッフが流した涙を、
たくさん、たくさん見ました。
何をかくそう私自身もたくさん泣きました・゜゜・(>_<)・゜゜・。 事業全体を通して、いったい何粒の涙が流れたのか・・・。
島に学び、子どもに学び、大人に学び。
子どもの心も、大人の心も震わせた沖縄離島体験。
きっと、関わった一人ひとりの心に深く刻み込まれた体験となったことでしょう。

伊是名島、伊平屋島、伊江島、渡嘉敷島、座間味島、渡名喜島、
粟国島、久米島、宮古島、池間島、伊良部島、多良間島、
竹富島、南大東島、石垣島、与那国島の皆さん。
派遣学校の子どもたち、先生がた。
沖縄離島体験交流促進事業チームズの皆さん。
一人ひとりへ、本当に、本当にありがとうございました!

さあ、残すは事業評価会議。
スタッフも準備を進めていますので、関係者の皆さんお楽しみに〜(*^^*)